あるダンサーさんとの撮影(後編)

前回の続きです。

 

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あるダンサーさんとの撮影(前編)

 

 

素敵な踊りと多彩な表情で、見る人を魅了するダンスアーティストMさん。そんなMさんから、光栄にもプロフィール写真のお話をいただきました。写真はあるダンスコンペに提出するためのものとのこと。

 

そんな中で一つ課題が...

ダンサーさんのプロフィール写真って、どういうものがいいんだろうか… 

 

もちろん、ネットで検索すれば星の数ほどの写真を見ることができます。しかし、検索して見ることのできる写真というのは、裏を返せば、画一的でありきたりなものとも言える。(表示される写真が良くないというわけでは決して無く、検索エンジンがマジョリティを抽出する仕組みだという意味で)

 

そこで僕はMさんが出演された公演のDVD(以前いただいていた)を改めて見返してみることに。ダンサーさんならではの身体の魅せ方や、ダンサーさんらしさが良く現れている身体の部位を自分なりの視点で見つけることができれば、それを撮影に活かせるのではないか。そう考えたためです。

 

再生、一時停止、戻し。再生、一時停止、戻し。

 

様々な演目の、様々なシーンをチェックしていくうちに、だんだんと自分なりの仮説ができてきました。「きっと、これとこれ、こことここ...かな?」と(具体的なことは企業秘密です笑)。

 

もちろん、僕はダンスのことは分からないので、当たりをつけたポイントが間違っている可能性も低くはなかったと思います。ダンサーさんに直接聞いてみることもできました。

 

しかし、最終的には写真という形に収めることが目的である以上、ここはカメラマンとしての自分の視点を信じたほうがよいのでは?と思い、自分なりのいくつかの答えをもってして撮影に臨むことにしました。

 

 

そして迎えた撮影。

 

流石はMさん。

 

どんな姿勢も、どんなポーズも、どんな表情も、とても素敵にそして繊細に表現されていました。

 

ダンスアートという道を日々追求しているMさん。そんなMさんが身にまとうアーティストとしての凛とした雰囲気が、1枚1枚の写真に吹き込まれていくようでした。

 

 

* 

 

 

後日、無事に写真のお渡しも終え、ひとりモニターで1枚1枚の写真を見返しながら今回の撮影を振り返っていました。

 

素敵に写っているMさんの肖像。

 

プロフィール写真の撮影というのは、イベント事の撮影とは少し異なり、撮り手と被写体で一緒に作品作りをするという側面があります。追求しているものは全く異なりますが、今回、素敵なアーティストMさんと共に作品作りをさせていただいたことが、とても楽しくそして光栄でした。

  

感謝の気持ちを込めて。