我會去台灣喔

表現力を決定づけるものは何か。そう問われたら、人によって答えは様々だと思いますが、少なくとも今の僕は「移動距離」だと答えます。以前のエントリーでも触れた通り、自分とは異なる価値観や文化圏の人達と、どれだけ言葉を交わしたか。それが決定的に重要だと信じています。

 

裏を返せば、同じ場所に留まり、同じ人と接し続けている限りは、表現は絶対に深化しない。そうした状況は、少なくとも僕にとっては危機的な状況です。ホームグラウンドを持たない。持ってはいけない。それが僕の信条です。

 

そしてどんな人ともフラットに接すること。人種や国籍はもちろん、年齢、地位、経歴、過去の実績。履歴書に文字として起こせるこうした情報は、僕にとっては全く意味を持たないし、気にしたこともありません。むしろ人の本質を見る目を曇らせる余計な情報です。似たような経歴を持つ人は世の中に沢山いるしね。

 

しかし、こうした考えを持ちつつも、移動距離の少なさと、言葉を交わした人の少なさ(友達や知り合いを増やすとかそういう次元の話ではなく)は僕の大きな課題であり続けました。この課題を克服すべく、色々と体制を整えはじめたのが今年の年明けのこと。そして今月末、早速撮影の旅に行って参ります。

 

今回の旅先は台湾。日本人にとって定番の渡航先ですが、ストリートフォトグラファーにとっても台湾は理想郷。僕の目に映った異国情緒を沢山収めてこれたらと思います。

 

 

 

 


台湾に行こうと決めたものの、中国語はさっぱりだし、具体的な現地の情報は知らないし、現地の人たちの人柄や国民性も知らない。

 

そんな中、SNSで「教えてくださる方いませんか?」と投稿してみたところ…本当に多くの方々が協力してくださいました。

 

日本語と中国語の両方に堪能な方を紹介してくださったり、言葉を翻訳してくださったり、ネットには書かれていない生の現地情報を教えてくださったり。中には、日本との関係の歴史について教えてくださった方も。

 

感謝の気持ちとともに、皆さんワールドワイドで活動されていることに強い刺激を受けました。フォトグラファー広瀬、完全に出遅れております(笑)笑い事じゃないけど(笑)

 

中国語では、女性への褒め言葉は漂亮(ピャオリャン)、特に台湾では水(スイ)と言うそうです。以外に思われるかもしれませんが、思うところあって僕は人の容姿を褒めるということは絶対にしません。「綺麗な人だな」と心の中で思うことはあっても、それを言葉にすることは決してありません。よっぽどの理由が無い限りは。例え相手が女優さんであったとしても。しかし、異国の地のストリートという少し特殊な撮影となる今回に限っては、こうしたこだわりは捨てようと考えてます。自分のこだわりに反することに少しの罪悪感を覚えつつも、無節操だと思われたとしても、現地では笑顔とともに水水!と伝えて、その場が和めばいいなと思います。

 

 

台湾ストリート撮影。お届けできるのはしばらく先の事となりますが、どうぞ楽しみにしていてください。


Special Thanks to
声楽家 龍進一郎さん
ピアニスト 寺井真美子さん
いつもサポートしてくれる友人達へ

 

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